令和7年11月21日（金）ふたば園の法人職員と萩市内の障害児者の支援に携わる方々を対象とした虐待防止研修を行い、約130名のご参加がありました。今回は昨年に引き続き、障害者支援施設ひらきの里　施設長　松本正　様に講師を引き受けていただきました。

　第1部は講師の松本様から虐待防止の基礎的な知識と合わせて、支援の現場での実体験に基づいたお話しをいただきました。松本様の講演を通して、自分たちの支援における「目的を忘れない」ことが大切であることにあらためて気づくことができました。

　第2部は参加者の代表者6名と講師の松本様で今回のテーマである「支援のジレンマ」についてトークセッションを行いました。現場の支援の中で起こりうる、当事者の思いと支援者の思いとの間で生じるジレンマについて、現場で支援に携わる方々の生の声を聞きながら、参加者全員で共感・考察ができたと思います。講師の松本様からもたくさんのご助言をいただきました。

　また今回はふたば園の職員だけでなく、萩市内の多くの支援者の方にもご参加いただいたことで、地域の支援者間で虐待防止について「共に学ぶ」ことができたと思います。講師の松本様、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。