萩市障害者支援施設さんみ苑の分室ほうぷが4月に竣工し、5月のゴールデンウィーク明けから運用開始となりました。ほうぷという名称は、今後、この施設を利用される多くの方の希望や願いが集まり、そして叶える場所になって欲しいという想いから付けられました。
ほうぷの目的は大きく3つあります。1つ目は、入所サービスを利用されている皆さんの生活の場所と昼間過ごす場所を分ける（変える）ことです。2つ目は、新興感染症等の発生時も2拠点に分けることで通所・入所それぞれの事業を継続することです。3つ目は地域の避難所としての場所づくりです。特に1つ目の入所施設を利用している方の昼夜分離については、自立支援法への移行と共に、取り組んでおり、現在も7名の方が他の事業所へ通われています。今後は、さんみ苑に入所されているすべての方に『いってきます』と『ただいま』を言っていただけるように、分室ほうぷを活用したいと思っています。