12月3日(日)午後より、サンライフ萩にて『障がいのある方の権利擁護と虐待防止』というテーマで、毎日新聞社論説委員の野澤和弘先生をお招きして講演会を開催しました。
今回の講演会は、ふたば園公開講座として、当法人職員だけでなく、萩市や長門市の他の事業所の支援者も参加されました。
野澤先生は障害者権利擁護や障害者虐待防止などをテーマに全国で講演をされており、実際に施設で起こった虐待事件を取材した時のエピソードを通して、なぜ虐待があったのかを話され、支援者として心がけておくべきことを教えていただきました。
また、野澤先生が関わられている『「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ』でのエピソードについても話されました。このゼミは障害者が講師として招かれ、講師の話を伺いながら、率直に感じたことを質問したり、ディスカッションしたりするそうですが、東大入学をゴールにしてきた東大生が、障害者に直接触れることで『生きる』ということを考えさせられるというとても興味深い話でした。
参加者からは「支援についての意識が変わった」「より良い支援を目指していきたい」との声があり、支援者にとってはとても刺激になった研修になったのではないかと思います。
野澤先生には、お忙しい中、萩まで来ていただいてご講演をいただき、誠にありがとうございました。 |